プラセンタ治療
- HOME
- プラセンタ治療
プラセンタ注射
プラセンタとは哺乳動物の胎盤のことで、妊娠したときにでき、胎児の発育に必要不可欠な組織です。受精卵をわずか10ヶ月で赤ちゃんに成長させるために必要な栄養と生理活性物質を含んでいます。
「プラセンタ」は古くは中国の唐の時代、すでに「紫河車」と呼ばれる漢方薬の材料として使われていました。
日本では1950年代から研究が始まり、肝臓病や更年期障害の治療に使われてきました。体内において調整作用をもち、医療薬品、健康食品、化粧品など幅広い分野で利用されています。
プラセンタ注射の作用
プラセンタは各種のアミノ酸、酵素、ミネラル、ビタミンの他、胎児を成長させるための各種の細胞増殖因子を豊富に含んでいます。遠くにその細胞増殖因子の働きで細胞を活性化し、新陳代謝や血行を促進することで腰痛、関節痛、肩こり、体調改善などの改善作用が期待できます。
当院にも脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアなどの腰痛やひざ痛、股関節痛に悩む患者様が数多く訪れます。一般的には消炎鎮痛剤ビタミン剤などによる内服治療や注射、神経ブロック注射、温熱療法や電気刺激を与えるリハビリテーションなどの治療を行います。
このような治療で痛みやしびれなどを改善したり、和らげたりできるのですが、一方で大幅な改善が望めず、つらい症状に悩まされる方がいるのが現状です。
この様な患者様に私は「プラセンタ療法」もご提案しております。
- 腰部脊柱管狭窄症の症状改善作用
- 腰痛や足のだるさ、しびれ、少し歩くと足の痛みやしびれが強くなり歩けない間欠性跛行など腰部脊柱管狭窄症の症状で苦しんでおられる患者様が増えています。
鎮痛剤やビタミン剤、神経ブロック、神経ブロックなど保存的治療でも改善がみられないという方も多くいらっしゃいます。
当院ではそういった治療を行いながら「プラセンタ療法」という治療法もご提案しております。
プラセンタの作用には個人差ありますが、多くの方の症状改善が期待できます。 - しびれ、神経痛の改善作用
- プラセンタには細胞の増殖を促して組織の修復を担う物質が豊富に含まれています。
神経を圧迫していた周囲の組織が若さと柔軟性を取り戻すのと同時に、傷んだ血管や神経の修復が促される結果、しびれや神経痛が改善されるのではないかと考えられます。
プラセンタ療法の作用には個人差があり、全員が効くわけではありません。
しかしプラセンタ療法で長引くしびれや神経痛が改善する例は非常に多いので、一度お試しになる価値はあると思います。 - 抗炎消作用
- 炎消作用があり、アトピー性皮膚炎の改善が期待できます。
- ホルモンの調整作用
- 乱れたホルモンバランスを整える働きがあります。
生理痛、生理不順、生理の前後にニキビが悪化する方、更年期障害の方の症状改善も期待できます。 - 体調改善作用
- 疲れがたまっている方には、体調改善の作用も期待できます。継続することで疲れにくくなる作用もあります。
- その他の様々な作用
-
- 強肝作用(肝臓の働きを強める)
- 免疫賦活作用(病気に対する抵抗力を強める)
- 基磯代謝向上作用(新陳代謝の活性化で細胞・臓器の活動力を高める)
プラセンタの副作用
プラセンタ抽出液は胎盤から抽出された成分です。
医薬品として「プラセンタ」は「ヒト胎盤」を原料とした特定生物由来製品であり、品質が患者様に与える影響も大きいことから製品には特別に枠を設け、厳しい管理を行うことが法制化されています。
また重大な副作用も報告されていません。
軽微な副作用として注射部位の発赤、重い感じなどです。
予約は不要です。受付でお渡しする問診票の治療希望欄にあります。
「にんにく、プラセンタ注射希望」にチェックしていただくだけで結構です。
詳細は院長よりご説明致します。
また他の保険診療の患者様と同様、保険証のご提示をお願いしております。
プラセンタ療法の受け方
当院では製剤を上腕や殿部の筋肉や皮下に注射します。
初期療法として週1~2回、2アンプルを注射するのが基本です。
まず10回位継続して行い、その後の維持療法は1週間ないし2週間に1回位がよいと考えます。
上腕、殿部の筋肉皮下注射 | 2アンプル 3,000円(税込) |
---|---|
1アンプル 1,800円(税込) |
また頑固な肩こり、腰痛のある部位にツボ打ち注射も行っております。
何箇所か直接プラセンタを注射することにより痛みやコリを軽減する作用が期待できます。
鎮静剤の注射や鍼灸などをうけても改善がみられなかった方は是非お試しください。
ツボ打ち注射 | 2アンプル 3,500円(税込) |
---|---|
1アンプル 2,000円(税込) |